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マイクラのサバイバルモードで夜になったり、暗い洞窟や水中を探検していたりすると、視界が悪くなります。
しかし、プレイ動画ではこれらの場面が常に明るく保たれているのを見かけることがあります。それは、投稿者が視聴者にとって見やすいように設定しているからです。
この記事では、MODや外部ツールを使用せず、マイクラのコマンド機能を活用して暗視を適用する方法をご紹介します。この手法を使えば、プレイ中の暗い場面も常に明るく保つことができます。さっそく試してみましょう!
暗視の効果を常に受ける設定方法
ここから説明するのは、ワールドにいるプレイヤーに暗視の効果を常に与える方法です。
暗視とは、暗い場所が見えやすくなるステータスです。通常は暗視のポーション等を使いますが、コマンドブロックを使うことで効果がずっと続きます。
まずは、新しくワールドを作るところから設定する場合の方法を解説していきます。
統合版の場合
- ワールドを新規作成する:ゲームモードは「クリエイティブ」、チートは「オン」に設定して、ワールドを作ります。
- コマンドブロックを入手する:初期スポーン位置からなるべく移動せず、その場でチャット欄から以下のコマンドを入力して、コマンドブロックを手に入れます。
/give @p command_block
- コマンドブロックを設置する:初期スポーン位置付近にコマンドブロックを設置します。
- コマンドブロックを設定する:コマンドブロックを以下のように設定します。
- ブロックの種類:リピート
- 条件:無条件
- レッドストーン:常時実行
- コマンド入力:以下のコマンドを入力
/effect @a night_vision 99999 1 true
- コマンドブロックの出力を非表示にする:チャット欄から以下のコマンドを実行して、コマンドブロックの実行ログを非表示にします。
/gamerule commandblockoutput false
- サバイバルモードに変更する:ゲームモードを「サバイバル」に変更します。暗い場所も明るく見えるようになっているはずです。
Java版の場合
- ワールドを新規作成する:ゲームモードは「クリエイティブ」、コマンドの許可は「オン」に設定して、ワールドを作ります。
- コマンドブロックを入手する:初期スポーン位置からなるべく移動せず、その場でチャット欄から以下のコマンドを入力して、コマンドブロックを手に入れます。
/give @p minecraft:command_block
- コマンドブロックを設置する:初期スポーン位置付近にコマンドブロックを設置します。
- コマンドブロックを設定する:コマンドブロックを以下のように設定します。
- リピート
- 無条件
- 常時実行
- コマンド入力:以下のコマンドを入力
/effect give @a minecraft:night_vision 99999 1 true
- コマンドブロックの出力を非表示にする:チャット欄から以下のコマンドを実行して、コマンドブロックの実行ログを非表示にします。
/gamerule commandblockoutput false
- サバイバルモードに変更する:ゲームモードを「サバイバル」に変更します。暗い場所も明るく見えるようになっているはずです。
解説
注意1:明るく見えてもわきつぶしにはなりません
暗視の効果はプレイヤーの視界を明るくするだけなので、モブのわきつぶしはできていません。
明るく見えるので忘れがちですが、必要に応じて松明などを使ったわきつぶしを行いましょう。
注意2:進捗を達成したいワールドでは使えません
コマンドブロックを使用するため、チートをオンにしてクリエイティブの状態で準備する必要があります。そのため、実績解除ができなくなります。
暗視が付いているか確認したいときは?
洞窟や水中など、実際に暗い場所に行ってみるのが手っ取り早いです。
また、チャット欄から以下のコマンドを実行して時間を夜に変えても確認できます。
/time set night
暗視のアイコンが表示されているかどうかでも確認できます。
- 統合版の場合:[z]キーを押して、暗視のアイコンが表示されれば成功です。
- Java版の場合:[e]キーでインベントリを開いて、暗視のアイコンが表示されれば成功です。
なぜ初期スポーン位置付近にコマンドブロックを置くのか?
コマンドブロックは、読み込まれているチャンク(16×16ブロックの範囲)に置かれているときに動作します。
通常、プレイヤーの近くにあるチャンクが読み込まれます。したがって、プレイヤーが遠く離れると、コマンドブロックの命令は実行されなくなります。
そこで、プレイヤーが離れていても常に読み込まれているチャンクを利用します。それが初期スポーン位置とその周辺です。
この仕様のため、初期スポーン位置には常に動作してほしい装置を作ることが多いです。ただし、非常に複雑な装置やたくさんの装置を置くと、それらを常に読み込むためにゲームが重くなることがあるので、注意が必要です。
既存ワールドで設定を行う方法は?
既存のワールドであっても、初期スポーン位置に移動して、付近にコマンドブロックを設置すれば、同じように設定できます。
初期スポーン位置が分からない場合は、座標(x, z)=(0, 0)付近にコマンドブロックを置いてみてください。うまくいくことが多いです。
うまくいかない場合(例えば(0, 0)付近が海などのため初期スポーン位置ではなかった場合)は、以下のような方法で初期スポーン位置を特定し、その付近にコマンドブロックを置きます。
- コンパスの赤い針は常に初期スポーン位置をさすので、その方向に移動する。
- ベッドなどのリスポーン地点を破壊してから死ぬと、初期スポーン位置にリスポーンする。
また、Java版ではコマンドで初期スポーン位置を変える方法も有効です。
コマンドブロックを置きたい位置に移動し、チャット欄で以下のコマンドを実行します。
/setworldspawn
新しい初期スポーン位置に置いたコマンドブロックの命令は常に実行されます。
統合版でも、同様に初期スポーン位置の変更は可能です。しかし実験したところ、新しい初期スポーン位置付近でのチャンクの常時読み込みは確認できませんでした。そのため、コマンドブロックから離れると、暗視の効果が切れてしまいます。
暗視の効果を取り消したいときは?
コマンドブロックを破壊した後、チャット欄で以下のコマンドを実行して、暗視の効果をクリアします。
/effect clear @a night_vision
まとめ
マイクラで常時暗視効果を設定する方法を紹介してきました。
コマンドブロックを活用すれば、暗い洞窟や夜の探索がやりやすくなります。初期スポーン位置周辺にコマンドブロックを配置することで、どんなに離れていても効果が持続するので便利です。
ストレスなくサバイバルを楽しみたいときや、動画配信などで常に明るい画面を保ちたい場合にもおすすめです。より快適なマイクラ生活を楽しんでください!
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